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タオルまるわかり講座

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タオルの種類について(用途からの分類)

フェイスタオル
洗顔や入浴等で使用するもっともポピュラーなタオルです。幅30〜35cm 長さ80〜90cm、重さ40〜90g程度です。
ハンドタオル
「片手に持てる」というニュアンスのタオルで、ウォッシュタオル(洗う)・ハンカチタオル/タオルハンカチ(手拭き、汗拭き)、タオルチーフなどの総称です。幅、長さともに35cm以下で、15〜40g程度です。
ハンカチタオル/タオルハンカチ
ハンドタオルの中で、ハンカチ用として使用するものを言います。ハンカチと呼ばれるタオルは、20〜30cm角のものが多いようです。
スポーツタオル
運動時等の汗拭きや洗顔など比較的多くの水分を吸収する用途で利用します。幅35〜45cm、長さ90〜130cm、重さ125〜190程度です。
マフラータオル
襟元を温めるマフラーとしての名前がついていますが、紫外線防止のショールに近いものや応援グッズとして使用するものまで用途は様々です。サイズや重さも様々ですが、幅20cm程、長さ100〜120cm、75〜100g程度のものが定番と言えます。

タオルの種類について(製造方法からの分類)

パイルタオル
タオル織と呼ばれる織り方で糸のループを形成しています。タオルの基本といえる織り方です。
ジャガードタオル
ジャガード織という模様を織り込むための織り方で作られたタオルのことを言います。あらかじめ染められた糸を複雑に織り上げたタオルで、リッチな風合いが魅力です。
ジャガードタオル (毛違い織り)
表と裏で異なる色の糸を使用して織り、表と裏で2色の色が楽しめます。
タオル断面図
ジャガードタオル (上げ落ち織り)
パイルの長さの長い部分(上げ)、短い部分(落ち)を組み合わせて、柄を表現する織り方です。
タオル断面図

表面加工による分類

シャーリングタオル
パイルをカットしたものをシャーリングタオルと言います。カットの度合いに応じて、「半シャーリング」、「全シャーリング」があります。ビロードのような肌触りとツヤ感が特徴です。ループが切断されているため引っ掛かりが少ないのですが、パイルに比べると少し吸収力が低下します。
パイル地シャーリング地
プリントタオル
柄やイラスト等をタオル生地にプリントしたタオルを言います。プリントの方法は様々あり、色々なデザインが楽しめます。

「ヘム」、「ミミ」 って何のこと

ヘム」、「ミミ」とは

タオルのタテ方向の両端がほつれないように縫製している部分を「ミミ(耳)」と言います。タオルのヨコ方法の両端がほつれないように縫製している部分を「ヘム」と言います。

何重かに織り重ねられるなどされるため、厚みや強さなどタオル地とは異なる性質を持つことになります。
本来、タオルのほつれ止めを目的とするものですが、ヘムの厚地性を利用して刺繍等が施されるなどした商品もあります。

商品名に添えられている匁とは・・・?

「匁(もんめ)」は、タオルの重さを量る際の単位です。
匁は尺貫法で重さを表す単位として日本で古くから用いられてきましたが、国際的な単位の統一化の流れの中で尺貫法は原則として廃止され、メートル法が用いられるようになりました。タオル業界は、古くからの業界ですので、依然として重さの単位に匁が使用されています。

1匁の重さは3.75gと規定されています。また、現在の5円硬貨1枚は、3.75gなので、ちょうど1匁になります。
タオルの重さは1ダース(12枚)単位で量ります。
例えば、「200匁」であれば、3.75g×200匁 で1ダースでの重さ750gとなります。1枚あたりに換算すると750÷12で、62.5gということになります。
ただし、タオルケットの場合は少し異なるようで、1枚当たりの重量を示すようです。「250匁」であれば、3.75g×250匁 で1枚の重さ937.5gとなります。
また、オリジナルタオル等でよく使用されるシャーリング(生地表面のパイルをカットしたタオル)では、カットする前の織上がりの重量が示されていることが一般的です。シャーリングタオルの場合、カットの度合いによって異なりますが、実際の重量は軽くなっています。

綿の素材やタオルのサイズなどが同じタオルとした場合、一般的に重量が重ければ、原料の綿糸の量が多いわけですから 「厚め、固め、水分吸収量が多い、乾きにくい、絞りにくい、値段は高め」、また重量が軽ければ 「薄め、柔らかめ、水分吸収量が少ない、乾きやすい、値段は安め」といった商品の傾向になってきます。
どちらが良い悪いということはなく、お使いになられる方が要求とマッチする商品をお選びになることが大切なことだと言えます。

名入れ・オリジナルタオルのデザイン表現方法

オリジナルタオルを製作する際のデザインの表現方法には様々なものがあります。表現方法の特性を理解して、用途に適した表現方法を選ぶことをお勧めします。
デザインの表現方法は、大きくは「染色」による方法と「織り」による方法に大別されます。
「染色」による方法は、完成したタオルに色付けしてデザインを表現します。「織り」による方法は、染色された糸を使用したり、織り方を工夫することで、色や凹凸によりデザインを表現します。

染料プリント
染料プリントとは、水によく溶ける色素である染料を、繊維内部まで染み込ませる方法です。
タオルの肌触りを損なうことなく、タオル全体にデザインを表現することができます。
一方、異なる色の境界や生地の端(ヘム、ミミ部分)で色がニジムことがあり、小さい文字や細い絵柄が表現しにくくなることがあります。また、濃色で染めた場合は、一部が裏面に染み出して汚れたように見えたり、広い範囲を染めると色ムラが出やすくなります。
顔料プリント
顔料プリントとは硬いインクを使用して生地の表面にだけ色をのせます。
固めのインクを使用するため、にじみの少ない仕上がりになります。
他の製法と比べ細かい絵柄の再現が可能で、比較的低コスト、短納期での製作が可能です。
ただし、タオルの毛足の表面にインクを塗布しますので、毛を分けると生地色が見えてしまいます。
また、インク自体が少し硬めのインクですので、濃色のプリントの場合は硬くパリパリしたような仕上がりになります。
染料に比べ色落ちが目立つ為、広い範囲のプリントにはあまり適しておりません。印刷面積の少ないデザインに適しています。
ジャガード織り(上げ落ち織り)
ジャガード織りには様々な方法がありますが、基本的には部分的に織り方を変えて凹凸を作りデザインを表現する方法です。あげおち織りとも呼ばれます。
単色で色の鮮やかさはありませんが、上品で高級感があります。ホテル等の施設で備え付けのタオル等にもよく使われています。あらかじめ染色された糸を使用しますので、ほとんど色落ちは心配する必要がありません。
ジャガード織り(毛違い織り)
複数の色糸を使用して、デザイン部分で織り方を変えて色糸を交互に表面に出し、デザインを表現する方法です。
プリント系の方法では、「シャーリング生地(タオル表面のパイルループを何割かカットした生地)」が使用されますが、ジャガード織ではタオル本来のパイルが残りますので、ボリューム感のある仕上がりとなります。デザインは反転しますが、裏面もパイルの豊かな仕上がりになります。
あらかじめ染色された糸を使用しますので、ほとんど色落ちは心配する必要がありません。一方で、使用する糸の色はメーカーが準備している色に限定され、特殊な色が必要な場合は糸染めから依頼することになり、高額になり納期も必要になります。

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